ウミニナ(巻貝のなかま)
貝がら(殻)に特ちょうがあります。
丸貝で先がとがっています。
体長4㎝くらいです。干潟に普通にみられる巻貝です。
干潟をはいまわって有機物をえさにしています。有機物であればどんなものでも栄養にしていますので、雑食性と言えます。
ウミニナの殻 ウミニナの殻にフジツボが付着している
一般的な巻貝は、貝の体が入っている口をこちらへむけると、体の入っている口が右側にあるものが多いです。
巻貝の体は、頭部、内臓、筋肉質の足の3つの部分に分かれます。
腹側は、物の上をはう足になっています。
その背中側に、内臓があり、殻の中に入っています。
頭には触角や目があって、口には歯舌をもっています。※二枚貝の仲間は頭も目も触覚もありません。
巻貝の殻は、笠形の殻をもった祖先が長い間に、笠の頂きが延長して、ついで巻き込み、今のような形になったと考えられています。
水管は一本です。えら呼吸をしています。
交尾器を持っています。
貝の仲間は、どうやって仲間をふやしていくのでしょうね。オス・メスがあるのでしょうか。あるのならどうやって見分けるのでしょうね。
そして固い貝がらをもつのに、どのように大きく成長していくのでしょうね。不思議なことがいろいろあって、なんだかわくわくしますね。調べてみてくださいね。